TOP > 任意売却と成功事例 > 3年前に離婚したのに銀行から督促状…!?
3年前(相談時)に離婚された方からのご相談です。
マンションの名義は2分の1ずつの共有名義でしたが、離婚を機に元夫に全て移されたとのことです。マンションを買う時に印鑑を押した記憶があるので自分が連帯保証人になっているかもしれない記憶があったものの、離婚して名義を移しているので関係性は失われていると判断されました。
物件には元夫が引き続き住むためローンは元夫が支払っていく約束をしていたものの、先日銀行からご相談者様のもとに督促状が届きました。
「離婚したら、連帯保証人は切れないの?」銀行側に問い合わせてみると、元夫側の支払い滞納が生じており、債権回収に移る内容が記載されていました。さらに元夫に連絡してみると、なんと失業してしまいアルバイト生活に。「ローンが支払えないから自己破産する」と自暴自棄の状態に。生活にも余裕もありませんので、元夫の代わりに支払いもほぼ不可能とのこと。
離婚したので、連帯保証人をはずれることはできないのか…?とのご相談でした。
ご相談時の状況 | |
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元夫の毎月返済額 | 16万円 |
(滞納から7か月目、競売申立て直前で任意売却を申し出て回避)
離婚しても連帯保証人を外れられるケースはほとんどありません。ローンを組んだ時の「金銭消費貸借契約書」の連帯保証人の欄に署名、捺印している以上、その契約は有効です。
すでに滞納状況も進んでおり、連帯保証人から外れる手続きも不可能なため、競売を回避して任意売却による債務整理によって、今後の返済計画を元ご主人とまとめる運びになりました。
元夫の男性も非常に戸惑われていて、どうしてよいかわからない状況でした。任意売却をご説明したところご安心いただき、当物件を3,800万円で売却いたしました。残債は約800万円残ったものの、相談者様の元夫が支払いをすることでまとまりました。
上記のように、連帯保証人契約を結んだ物件について離婚前後に相談が寄せられるケースも少なくありません。お悩みの方はお気兼ねなくお問い合わせください。必ず解決策はありますのでご連絡お待ちしております。
みどり住宅ローン相談所なら