家族の事件から早期退職を決断。徐々に税金の支払も困難に

ご相談内容

長年、大手企業にお勤めされていたご相談者様からお問い合わせを頂きました。妻と子どもがおり、定年もあと数年と迫ったある日、お子様が事件を起こしてしまいました。
その噂が会社に知れ渡ってしまい、いづらくなってしまったT様は早期退社を決断。当所の予定よりも退職金も少なく、ローン残債の返済は厳しいと予想されていたとのことです。
お子様の件で出費がかさむ一方、ご相談者様は年齢による事情もあり再就職が決まらず、奥様ともどもアルバイトで生計を立てる日々。
会社を辞めた翌年にはすでに、税金の支払いが苦しくなったそうです。ぎりぎりの生活の中、住民税、国民保険料や固定資産税等全ての支払いが止まりました。ついに市役所から不動産差押通知がきた時に、みどり住宅相談所へ救済のメールをお送りくださいました。

ご相談時の状況
ローン残債	1600万円
物件時価	1200万円

解決方法

初回の面談時、市役所から給与・不動産の差押通知がきていたものの、まだ執行には至っていませんでした。しかしながら、住民税や国民健康保険料、固定資産税の滞納額から、いつ差押えられてもおかしくない状況であり、当相談所へ正式にご依頼頂いたうえで、ご一緒に市役所へ相談に行きました。

現状の説明と月々分割で支払うことで、ひとまず差押えは猶予してもらうことができ、その間に任意売却にて売却が成立。綿密な返済計画のうえで、売却後も住宅ローンで借りた銀行さんのお金と義務である税金はきちんと返済していく旨を伝え、無理のない範囲で返済ができるまでに交渉が成立しました。

もし税金滞納にお悩みの場合は、当相談所までご相談者ください。現状をきちんと整理したうえで税務署や各種役所への相談によって、立て直すことは十分に可能です。むしろお一人で返済に悩まれるほど大変な事態になるケースが後を絶ちません。国（国税局、税務署）による公売に移ってしまうリスクもあります。
必ず解決策はありますので、お気兼ねなくご連絡いただけますと幸いです。

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